そう感じながらも、忙しさを理由にお金の勉強を後回しにしていませんか?

私はそうでした。
社会人になってからずっと「勉強しなきゃ」と思いながら、気づけば30代に…
もっと早く始めていればと、今でも後悔しています。
でも、お金の勉強に「遅すぎる」はありません。
この記事では、忙しい社会人でも今日から始められる「お金の勉強」の方法を、実体験を交えて解説します。
目次
1. 社会人がお金の勉強をすべき理由
1-1. 社会人になるとお金の不安が増えるから
社会人になると、学生の頃とは比べものにならないほど「お金」に関する不安が増えてきます。
これは決してあなたが心配性だからではなく、環境が大きく変わるからです。

社会人になって、こんなことを感じていませんか?
こうした不安は、正体がはっきりしないから余計に大きく感じるもの。
実は、この不安の多くは「お金の知識不足」から生まれているんです。
もちろん、お金の勉強をしたからといって、すぐにお金持ちになれるわけではありません。
でも、
が、見えてくるようになります。
たとえば、「毎月いくら使っていて」「いくら貯金できるのか」が分かるだけでも、気持ちはかなり楽になります。
なぜなら、漠然とした不安が、具体的な数字に変わるから。

私も社会人になってすぐの頃は、どうお金を管理すればいいのか戸惑っていました。
「社会人として最低限のお金の知識は身に付けたい」と思いつつ、忙しい毎日に追われてついつい後回しに…
気づけばあっという間に30代になっていました。
そして、最初の会社を退職するとき、改めて自分のお金の知識のなさに愕然としたんです。もっと早く始めていたら…と今でも思っています。
この記事を読んでいるあなたは、今、お金の勉強に興味を持っているはず。
ぜひ、私のように後回しにせずに今日から始めてくださいね。
1-2. お金の知識不足がまねく3つのリスク
「お金の勉強」をしないまま社会人生活を続けていると、知らないうちにリスクを抱えることになります。
ここでは代表的なリスク3つを紹介します。

【リスク1】気づかないうちに損をしている
たとえば、必要以上に高い保険に入っていたり、使っていないサブスクを払い続けていたりするケースはとても多いです。
「よく分からないから」「毎月の金額は少しだから」と思っても、数年後には大きな差になります。
【リスク2】お金の判断を人任せにしてしまう
会社の先輩やネットの情報を鵜呑みにして投資や契約をしてしまうと、後で後悔することも…
自分で判断できる最低限の知識がないと、「勧められたから」「みんなやっているから」という理由で決めてしまいがちです。

周りの人からの情報は、あくまでも一つの選択肢。
最終的な判断は、自分ですることが大切です。
【リスク3】将来に向けた準備が遅れる
貯金や資産形成は、早く始めるほど有利になります。
でも、それを知らないと、
と、先延ばしにしてしまいます。
気づいたときには「時間が足りない!」と、焦ってしまうことも少なくありません。
お金の勉強をしたからといって、こういったリスクがゼロになるわけではありません。
でも、「知っていれば避けられた」といった失敗を減らしてくれます。
2. 社会人のお金の勉強、何から始める?
2-1. 家計管理から始めるべき理由
社会人が「お金の勉強」を始めるとき、最初にやるべきは「家計管理」です。
「お金の勉強」っていうと、
といった難しい言葉に目が行きがちですよね。
でも、まずは土台を整えることが大切!
そのために、「家計管理」で自分のお金の流れを知ることから始めてみませんか。
「なんとなく使って、なんとなく残ったお金を貯金」している人も多いと思います。
でも、この方法だと「どうしてお金が貯まらないのか」が分かりませんよね。
家計管理をすることで、収入・固定費・変動費が見える化され、「どこに使いすぎているか」がはっきりします。
と思った方、難しいことをする必要はないんです。
まずは1か月、自分が何にいくら使っているかを把握してみましょう。

スマホの家計簿アプリを使えば、項目ごとに自動集計してくれるし、そんなに手間はかかりません。
そして家計管理は、最初から完璧にやろうとせずに、まずは「ざっくり分かる」ことを目標にしましょう。
家計管理をする一番のメリットは、
を、分けられるようになることです。
家計簿の入力そのものに時間をかけすぎる必要はありません。
その代わり、月末に「今月はどうだったか」を振り返る時間を大切にしてみてください。

自分のお金の使い方が分かってくると、ムリに節約を頑張らなくても、自然とお金が残るようになります。
2-2. 身に付けておきたい税金・社会保険の基本
社会人になって給料明細を見たときに、
と思いませんでした?
税金や社会保険って難しそうで、なかなか理解しようという気持ちになれないですよね。
でも、基本さえ押さえれば大丈夫。
まず知っておきたいのが、
ということ。
「総支給額」から、所得税や社会保険料が控除された(引かれた)「差引支給額」が手取りになります。

この仕組みを理解していないと、「なんでこんなに少ないの!?」と感じてしまうかも。
「こんなに引かれて…」と思ってしまうけど、「社会保険料」は、「もしものときの支え」になってくれるんです。

たとえば、健康保険を払っているから病院に安く行けるし、雇用保険があるから失業したときにはお金がもらえます。
税金についても、控除や制度によって負担を軽くできる場合もあります。
とはいえ、難しい計算を覚える必要はありません。「こういう仕組みがあるんだな」と頭に入れておくだけで十分です。
自分の給与明細を見て、分からない言葉を調べてみる。
まずはこの一歩を、踏み出してみるといいですね。

税金や社会保険について、もっと体系的に学びたいと思ったら、FP3級の勉強がおすすめです。
資格を取るかどうかは別として、テキストを読むだけでも生活に直結する知識が身につきますよ!
3. 社会人が知っておきたい投資の基本
3-1. 「投資=危険」という誤解
「投資」と聞くと、
といったイメージを持つ人も多いのではないでしょうか?
株価暴落のニュースを見たり、投資での失敗談を聞いたりすると、そう感じてしまっても無理はありません。
でも、ここで知っておいてほしいのは、投資=ギャンブルではないということ。


お金の勉強をして、今では投資も実践していますが、以前の私は完全に「投資=危険なもの」だと勘違いしていました。
「増やしてやろう」ではなく「育てていこう」この考え方が大切かなと思います。
本来投資って、「長い時間をかけて、少しずつ資産を育てていくもの」。
決して、「短期間で一気に増やしてやろう」って気持ちで始めるものではないんです。
毎月決まった金額を積み立てたり、分散して運用したりすることで、大きなリスクを抑えつつ育てていくものです。
また、投資は「お金を増やすため」だけのものではないんですよ。
インフレ、つまり物価が上がり続ける世の中では、貯金だけしていても、その実質的な価値が下がってしまうリスクがあるんです。
たとえば、比較的利息の高いネット銀行を想定して「利息:0.3%」「物価上昇率は年2%(日本銀行が目標としている物価上昇率)」だとすると、
100万円を1年間預けた場合
利息:100万円×0.3%=3,000円
→1年後には100万3,000円になります。
でも、物価が2%上昇すると、今100万円で買えているものが
100万円×(1+2%)=102万円
→1年後には102万円になっている。
つまり今は買えているものが、1年後には買えなくなるイメージです。

投資は、そのリスクに備える手段の一つでもあるんです。

大切なのは、「よく分からないまま始めないこと」と「無理をしないこと」。
お金の勉強を通じて基本的な考え方を知ると、投資を必要以上に怖がることはなくなります。
大切なのは、まずは知ること。
その上で、「する・しない」を自分で判断することです。
3-2. 知っておきたい「生活防衛資金」の考え方
投資を始める前には、自分が「投資の準備ができている状態なのか」を確認することが大切です。
投資って、余裕資金で行うもの。
「生活費」や「急な出費に備えたお金」まで投資に回してしまうと、結局続かず途中で断念してしまうことに…
そうならないために、まずは家計管理をして、「投資に回せるお金」を把握することが大切です。
この時に参考になるのが「生活防衛資金」の考え方。
病気やケガ、失業など、万が一の事態が起きたときに生活を守るためのお金のことです。

目安としてよく言われるのが、生活費の3〜6か月分。
まずは「生活防衛資金」が確保できているか確認してみましょう。

資産形成は、将来の自分への仕送りのようなものだと思いませんか?
今の自分が少しだけ頑張ることで、未来の不安を減らすことができます。
4. 忙しい社会人向けのお金の勉強方法
4-1. 通勤時間や寝る前の10分を活用しよう
「勉強した方がいいのは分かるけど、時間がない」
その気持ち、よく分かります。
だからこそ、社会人の「お金の勉強」はスキマ時間をうまく使うのがポイント!
おすすめなのは、通勤時間や寝る前などの10分を使うことです。
要点がまとまった本や、SNS、音声コンテンツなどを活用して、ムリなく続けましょう。

勉強を習慣にしてしまう!これが大切です。
このとき、たまには「勉強した」のハードルを下げてもOK。
たとえSNSで5分間お金関係の投稿をチェックしたのも立派な勉強です。
4-2. 三日坊主にならないコツ
お金の勉強が続かない一番の理由は、「頑張りすぎるから」です。
最初から毎日1時間勉強しようとすると、勉強のハードルが高くなってしまいますよね。
5分でできるこういった行動も、立派なお金の勉強です。
あまり時間が取れない日、仕事などで疲れている日は、これでもよしとしましょう!
5. お金の勉強で人生はどう変わる?
5-1 不安が減り、判断に迷わなくなる
お金の勉強を始めて、多くの人が最初に感じる変化は「不安が小さくなること」です。
お金の勉強を始めたからといって、収入や貯金が急に増えるわけではないですよね。
でも、「自分の状況を分かっている」という安心感が生まれるんです。
たとえば、以前は「このままで大丈夫かな」と漠然と感じていた不安が、
と、具体的に考えられるようになります。
不安の正体が分かると、何をしたらよいのかがハッキリしてくるので、必要以上に悩まなくなるものです。
また、お金の知識が少しでもあると、判断に迷う場面が減ります。
「保険の見直し」「少し値のはった買い物」「投資の話」など、社会人になるとお金に関する選択は意外と多いですよね。
そのたびに「よく分からないからやめておこう」「誰かに任せよう」とならずに、自分で考えられるようになります。
このとき、完璧な判断ができなくてもOK。
と判断できるだけでも、十分な成長ですよね。
お金の勉強は、迷いをゼロにするものではなく、迷ったときに立ち止まれる力もくれます。
5-2 将来の選択肢が増える
お金の勉強を続けていくと、少しずつ
と感じられるようになります。
たとえば、転職や働き方を考える場面。
お金の余裕がないと、「今の給料がなくなると困るから動けない」と、なかなか一歩を踏み出せなません。
でも、ある程度の貯金や見通しがあると、「収入が少し下がっても、しばらくは大丈夫」と冷静に判断できるようになります。
この違いが、選択肢の広さにつながってきます。
つまり、貯金や資産形成は、将来のために安心を積み立てている行動とも言えますよね。
お金そのものよりも、「選べる余裕」を持つことが目的なのです。
また、将来のライフイベントについても、現実的に考えられるようになります。
結婚資金、教育資金、老後資金といったものも、
「なんとなく不安」
な存在から、「いつ頃、どれくらいの資金が必要か」を整理できる対象に変わります。
それだけでも、心の負担は大きく減ってきます。
【まとめ】忙しくても、お金の勉強は人生を楽にする
社会人になると忙しくなり、「お金の勉強」はついつい後回しになりがち。
でも、お金の不安は放っておいても消えません。
むしろ、知らないままでいると、不安はどんどん大きくなっていきます。
お金の勉強は、難しい専門知識を身につけることではありません。
家計を知り、仕組みを理解し、自分のお金を自分で守れるようになること。
それが「お金の勉強」です。
忙しい毎日の中で、まとまった時間を取るのは難しいかもしれません。
でも、1日5分でも10分でも、少しずつ積み重ねていくと、確実に変わっていきます。
そんな小さな行動も、立派なお金の勉強です。
大切なのは、完璧を目指すことではなく、今日から始めること。
そして、それを継続すること。
少しずつでも学ぶことで、不安は「コントロールできるもの」へと変わり、自信につながっていきます。
将来のために、今日から毎日少しずつ、お金の勉強を始めてみませんか?
今日、この記事を読んだこと。それが、あなたの第一歩です。











「貯金がなかなか増えない」
「将来のお金が不安」