ひさしぶりに勉強しようと思っても、「何から始めればいいのか」「どんな方法が効率的なのか」、迷っている方もいるのではないでしょうか?
特に40代になると仕事や家事にいそがしくて、かぎられた時間の中で勉強しようと思っても、効率的に勉強するにはどうすればよいのかと迷いますよね。
「ノートに書く時間なんてムダかも?」と思う方もいるのではないでしょうか?
この記事では、社会人の勉強にノートはムダなのか?そして、かぎられた時間で効率よく勉強するにはどうすればよいのかを、紹介していきます。
目次
1. ノートって意味あるの?それとも時間のムダ?
1-1. ノートの役割を見直そう

ノート=「まとめるもの」というイメージがあるかもしれません。
でも、社会人にとってのノートは、自分の考えを整理するツールとして使うのがポイントです。
- 新しく知ったことを書いておく
- わからないことをメモしておく
- 自分の疑問を書いておく
このように文字にしてみることで、頭の中をスッキリ整理することができますよ。

”新しく知ったこと!”と思っても、いざ文字にするときちんと理解できていなかったり、新たな疑問点が浮かんできたりしますよね。
1-2. こんなノートは時間のムダかも?
ただし、「きれいにまとめよう」「全部きっちり書こう」と思いすぎると、時間がかかってしまい、本来の目的である“学ぶこと”からズレてしまいます!
こうなってしまうと、ノート作りに時間を使っているだけで、肝心の中身が頭に入っていない・・・という残念な結果に。

ギクッ!!
2. 社会人におすすめ!効率的なノート活用法
では、どうやってノートを使えば効率よく勉強できるのでしょうか?
ここでは実際に使えるアイデアをご紹介します。
2-1. ポイントだけメモする
全部を書こうとすると時間がかかるので、「重要なキーワード」だけをピックアップして書くようにしましょう。
余白をたっぷりとって、あとで書き足せるようにすると便利です。
2-2. 質問形式で書いてみる
勉強中にでてきた「なぜそうなるの?」「この意味は?」といった疑問はそのままメモしておきましょう。
あとでしらべて答えを書きこむことで、理解がぐっと深まります。
2-3. 見返しやすい形にする

ノートは書いて終わりではありません。
むしろ、あとから見返してこそ価値が出るものです。
- マーカーを使って重要な部分を目立たせる
- 見開き1ページで1テーマにまとめる
- 日付を書いておく
こういった工夫で、あとで復習するときにもサッと見返しやすい形にしておくと便利です。
3. ノート以外も!おすすめの勉強方法
もちろん、ノートにこだわらなくても効率的な勉強法はあります。
あなたの生活スタイルや目的に合わせて、取り入れやすいものから試してみてください。
3-1. スキマ時間を活用したデジタル学習

スマートフォンやタブレットを活用すれば、通勤時間や家事の合間など、ちょっとしたスキマ時間で学ぶことができます。
スマホ一つで、いつでもどこでも学習できるので、「紙の参考書やノートはかさばるし、いつも持ち歩けない」という方には、特におすすめです。
3-2. スマホでメモをとる
紙のノートが苦手な人は、スマホのメモアプリを活用するのも◎。いつでもどこでもサッと書けて、見返すのも簡単です。

ほぼ身に着けているものだから、うまく活用していきたいですね!
3-3. 人に話す・アウトプットする

学んだことを「誰かに説明する」と、頭が整理されて理解がグンと深まります。
家族や友人に「ちょっと聞いて~」と話すだけでも効果があります。

説明していると、自分がきちんと理解できていない部分も発見できますよ!
4. ノートが向いている人・向いていない人

うーん。スマホもうまく使っていきたいけど、”苦手なとこ”や”大事なとこ”はノートにまとめていこうかな。
- 書くことで頭が整理される
- 手を動かすことで覚えやすい
- 復習を重視したい
- 書くことに時間がかかって疲れてしまう
- スマホやデジタルのほうが得意
- 「書く=目的」になりがち
つまり、自分に合ったスタイルを選ぶのが大切です。
「ノートがいい」とか「ノートはムダ」というのは、人それぞれ。大事なのは、「自分に合っているかどうか」です。
【まとめ】ノートはムダじゃない。でも使い方次第
社会人にとって、ノートは決してムダなものではありません。でも、「ノートをどう使うか」でその価値は大きく変わります。
かぎられた時間のなかで確保した勉強時間。少しでもムダなく効果的に使いたいですよね。
そんなとき、ノートはあなたの学びを支えてくれる心強い味方になってくれます。
これだけで、ノートはグッと使いやすくなります。
「なにか新しいことを学んでみたい」「今持っている知識をもっと深く学びたい」

そう思ったときがチャンスです。お気に入りのノートを1冊用意して、まずは一歩を踏み出してみましょう!
勉強を始めようと思うんだけど、学生のときみたいにノートをとった方がいいのかな?