”キャリアアップ”や”転職”、”副業”のために役立つ何かを勉強したいと考えている方も、多いのではないでしょうか?
勉強を考えている方が、”リスキリング”や”リカレント教育”といった社会人の勉強を後押しする言葉を耳にすると、「私も勉強しなくちゃ!」と、乗り遅れないようにしなきゃといった気持になりませんか?
そこで本記事では、どのくらいの社会人が勉強しているのかについて紹介していきます。
この記事を書いている私は、知的好奇心旺盛な40代主婦。
保有資格は、「FP2級」、「簿記2級」、「CAD利用技術者」、「甲種危険物取扱者」、「医療事務管理士」。 オンラインのスクールで「プログラミング」をまなんだ経験もあります。
ちょっと気になる一般的な勉強事情、一緒に確認していきましょう。
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目次
1. 社会人が勉強をする理由は?
1-1. 仕事に役立てたいから
社会人が勉強をする理由はさまざまですが、その一つは、”仕事に役立てたいから”ではないでしょうか?
インターネットの普及によって情報化社会が急速に進展していることもあり、現代の職場では、新しい技術やスキルを求められる場面が増えています。
たとえば、パソコンスキルやデータ分析、プロジェクト管理などのスキルは、どの業界でも重宝されます。これらのスキルを習得すれば、仕事の効率が上がり、業務の幅を広げることができるかもしれません。
また、学んだ知識を実践に活かすことができたら、職場での評価が上がる可能性もありますね。
変化の激しいビジネス環境に対応するためには、常に学び、新しい情報やスキルを身につけていくことが大切です!
勉強することで、自分に自信が持てるようになります。実力がともなった自信は、職場での信頼や評価アップにつながり、その結果、勉強に対するモチベーションが上がるという好循環が生まれます。
1-2. キャリアアップを目指すため
キャリアアップを目指すために勉強をするという社会人も多いと思います。
”昇進”や”転職”を目指している方であれば、それに役立つスキルや資格を取得することで、次のステージに踏み出すときの”武器”となります。
たとえば、ビジネスの基本的なスキルの他に、”自分の専門分野の知識”を得るために本を読んだり、講座を受講したり、資格試験を受けたりして知識を磨いていきましょう。
特に転職を考えている人にとって、スキルや知識を身につけることは、自分の市場価値を高めるための有効な手段です。
勉強によって得たスキルや知識によって、キャリアの幅が広がり、安定した収入やより良い職場環境につながる可能性が高まります。
将来への投資と思って、がんばりましょう!
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2. どのくらいの社会人が勉強している?
2-1. データから見る勉強している人の割合
では実際に、どのくらいの社会人が勉強をしているのでしょうか?
総務省統計局が行った「令和3年社会生活基本調査結果」によると、2020年10月20日~2021年10月19日のあいだに、何らかの「学習・自己啓発・訓練」を行った人の割合は、25~29歳では49.6%、30~34歳では47.3%、35~39歳では45.4%、40~44歳では39.9%でした。
へえ、半数近くの人が、何かしらの勉強をしたのね。
1年間のうち”短期間だけ”した人も含まれているので、半数近くの人が継続的に勉強している訳ではないですね。しかし、少なくとも「半数近くの人がこの期間に、”学習や自己啓発”に興味を持っていた時期があった」ということです。
しかも、上で紹介したどの年代も、2016年の同データと比べると、その割合は増えています。
2-2. 増えている社会人の勉強意識
社会人に、”勉強”に対する意識が高まっている背景には、いくつかの理由が考えられます。
まず、社会の変化に対応するために、学び続ける必要性を感じている人が増えていることが挙げられます。デジタル技術やAIの進展により”業務の自動化”が進んでいるので、これに対応するためには、新しいスキルを習得していく必要があります。
また、リモートワークが広がったことで、”仕事の合間”や”従来の通勤時間”など、勉強する時間が増えたことも、勉強意識を高める要因の一つです。
さらに、コロナ禍で感じた将来に対する不安が、スキルアップの必要性を感じるきっかけとなった人もいるのではないでしょうか。
政府が「リカレント教育」や「リスキリング」を後押ししているので、これらの言葉を目にする機会が増えたことも、一つのきっかけになっているかもしれませんね。
3. 勉強する社会人の具体的な方法
3-1. オンライン学習の普及と人気
勉強をするにもさまざまな方法がありますが、近年、オンライン学習の人気が急速に高まっています。
家にいながら手軽に学べるオンライン学習は、忙しい社会人にとって理想的な勉強法です。
自分のペースで進められそうだし、オンライン学習ならできそう!
学べる内容も、ビジネススキルからプログラミング、語学まで、幅広い分野から選ぶことができます。また、場所を選ばずに学べるため、通勤時間などのスキマ時間を有効活用できる点も魅力的です。
3-2. 資格取得を目指そう
社会人の勉強の一環として、資格取得を目指す人も多くいます。
特に、キャリアアップや転職を目指す人は、”知識を持っていることの証”として資格を取得しておくといいですね。適切な資格の保有は、転職市場でアピールポイントになります。
また、資格取得を推奨していて、社員に対して補助金を出す企業もあるので、こうしたサポートを受けながら、将来のキャリアを見据えて勉強する人もいます。
4. 社会人が勉強を続けるための工夫
4-1. 時間のやりくりとモチベーション
これから勉強していこうと思ったとき、何がいちばん心配ですか?
勉強していない今でも毎日忙しいのに、勉強時間が確保できるかどうか・・・
社会人が勉強を継続する上で、いちばんの課題は”時間の確保”ではないでしょうか?
ただでさえ仕事や家事・育児に追われるなかで、勉強時間も確保するには工夫が必要です。たとえば、通勤時間や休憩時間などのスキマ時間を活用し、短時間でも集中して学ぶといった方法があります。
また、モチベーションを維持するためには、長期目標とあわせて、日々達成感を感じられるような短期目標を設定することも効果的です。
同じ目標を持つ友人や同僚が近くにいれば、互いに励まし合うこともでき、情報交換もできますね。近くにいなければ、SNSなどで仲間を探すのもいいですね。
4-2. 勉強を継続するためのコツは?
勉強を継続するためには、いくつかのコツがあります。
まず、無理のない勉強計画を立てることが重要です。
たとえ短時間でも毎日勉強することで、長期的にみると大きな成果となります。毎日の勉強を習慣にしましょう。
また、自分に合った学習スタイルを見つけることも大切です。
たとえば、自分が最も集中できる時間帯に勉強を行うことで、効率が上がります。そして、勉強する場所には不要なものは置かず、勉強に集中できる環境にしておきたいですね。
さらに、目標を明確にしておき、目標を達成したときには自分にご褒美をあげるといった方法で、勉強に対するモチベーションを維持しやすくなります。
【まとめ】気になるならまずは一歩から!
総務省統計局が行った「令和3年社会生活基本調査結果」によると、2020年10月20日~2021年10月19日のあいだに、何らかの「学習・自己啓発・訓練」を行った人の割合は、25~29歳では49.6%、30~34歳では47.3%、35~39歳では45.4%、40~44歳では39.9%でした。
社会人が勉強をする背景には、スキルアップやキャリアの向上、そして競争の激しい社会で自分のスキルを維持することが挙げられます。
オンライン学習によって勉強することへのハードルが低くなってきたこともあり、資格取得に対する関心も高まっています。
忙しい社会人にとって、毎日勉強をすることは簡単ではありませんが、上手に時間使って少しずつでも進めていきたいですね。
「勉強しようかな」という気持ちが少しでもあるなら、とりあえず行動してみましょう。
将来への投資です!
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社会人って、みんな勉強してるの? 私も勉強した方がいいかなあ。