何らかの資格を取ろうと思っている社会人の方、取りたい気持ちはあっても、忙しい毎日の中でその気持ちを維持するのは大変ですよね。
「気づけば今日も勉強できなかった・・・」という気持ちはよく分かります。
本記事では、働きながら資格取得を目指している社会人に向けて、資格取得のための勉強を”継続させるためのテクニック”を紹介します。
この記事を書いている私は、知的好奇心旺盛な40代主婦。
保有資格は、「FP2級」、「簿記2級」、「CAD利用技術者」、「甲種危険物取扱者」、「医療事務管理士」。 オンラインのスクールで「プログラミング」をまなんだ経験もあります。
上記資格のうち、「CAD利用技術者」と「甲種危険物取扱者」は働きながら取得しました。
働きながら資格取得をめざすのは大変ですが、限られた時間を有効に使って勉強していきましょう!
目次
1. 資格勉強が続かない理由は?
結局今日も、資格の勉強ができなかったな・・・
働きながら資格取得に挑戦する社会人は多くいますが、途中で挫折してしまうケースも少なくありません。
資格取得に向けた勉強が続かない場合には、「どうして続かないのか」その理由を探りましょう。
勉強が続かない理由が分かれば、効果的な対策を講じることができますね!
一般的には、勉強を継続できない理由として次のような理由があげられます。心当たりのある理由はあるでしょうか?
1-1. 【理由1】忙しい日常と仕事の疲れ
まず最初に、”忙しい日常”や”仕事の疲れ”があげられます。
日々の仕事に追われて、帰宅後には疲れ切っているという方も多いのではないでしょうか?そんな方はなかなか、帰宅後に”資格取得の勉強をする”という余力は残っていないですよね。
特に、”長時間の勤務”や”ストレスが多い仕事”をしていると、勉強のための集中力を持続するのは至難の業。
そんな場合には勉強をする時間を見直すなどして、比較的つかれが少ない時間帯を有効に活用するといった工夫をしましょう。
1-2. 【理由2】明確な目標がない
資格勉強をスタートするにあたり、”明確な目標がない”とモチベーションが続かないことがあります。
目標が”あいまい”だと、勉強する意味や目的が見えにくくなり、結果的にやる気の低下につながってしまいます。
「転職するためにこの資格を取ろう!」といった具体的な目標があれば、それがモチベーションになって勉強を続けやすくなりますね。
まずは”どうしてその資格を取ろうと思ったのか?”理由を考えて、資格を取る目的を明確にしておくことが大切です。
1-3. 【理由3】勉強時間の確保がむずかしい
多くの社会人がかかえる課題の一つに、“勉強時間の確保がむずかしい”ことがあります。
仕事の付き合いなどもそうですが、仕事以外にも”家事”や”育児”などとの両立が必要な人も多いでしょう。このように、社会人には仕事以外にもやるべきことが多く、勉強にあてる時間を確保するのは大変です。
しかし、1日10分でも、勉強時間を確保することを”習慣にする”ことが大切です。
たとえば、「寝る前の10分間を利用して間違った箇所を復習する」、電車通勤の人であれば「通勤時間にテキストを読む」など、日常のちょっとしたスキマ時間を活用していきましょう。
2. 資格勉強を続けるために効果的な7つの方法
仕事以外のことでも忙しいという社会人も多く、資格取得のための勉強を「習慣にする」ことは高いハードルです。
しかし、次に紹介する”習慣のためのテクニック”を実践していけば、無理なく勉強を継続していくことができるかもしれません。
2-1. 毎日のルーティンに組み込む
資格取得の勉強を習慣にするためには、まず日常生活の一部に勉強を組み込むことが大切です。
たとえば、”毎朝の通勤時間”や”寝る前の30分”を勉強時間にあてることで、自然と学習のリズムを作っていきましょう。
こうすることで、勉強を「特別な時間」と考えず、日常の一部として続けられるようになります。
2-2. 小さな目標を設定して達成感を味わう
大きな目標だけを設定すると、途中で挫折しやすくなります。そこで、日々達成できる小さな目標を設定することが効果的です。
たとえば”1日5ページ進める”、”1日3問とく”など、つかれている時でも達成できそうな小さな目標を具体的に立てることがおすすめです。
小さな成功体験を積み重ねることで、勉強へのモチベーションが高まりますよ。
2-3. 勉強するための環境をととのえる
集中して勉強するために、勉強するときの環境を整えておきたいですね。”静かな勉強場所の確保”や、”勉強に必要なテキストなどはすぐ手に取れるような環境”を準備しておきましょう。
また、スマートフォンの通知はオフにしておくなど、集中力をさまたげる要素を排除しておくことも大切です。勉強に快適な環境を準備しておくことで、よりスムーズに”勉強を習慣化”させることができます。
2-4. 勉強の時間を固定化する
できるだけ、毎日同じ時間に勉強するようにしましょう。
たとえば”毎晩20時から30分間は勉強時間とする”といったように、決まった時間に勉強することで勉強を習慣化させやすくなります。
勉強の時間はできるだけ固定して他の予定を調整していくことで、”勉強は優先順位が高いことだ”との認識が定着していきます。
2-5. 休憩しながら集中力を維持する
長時間勉強していると、”つかれる”し”集中力が低下”しますよね。定期的に休憩しながら取り組みましょう。
たとえば”25分間集中して勉強して、その後5分間休憩する”といった自分なりのルールを作って進めていきましょう。
効果的に休憩することで、つかれを最小限にしながら勉強を続けたいですね。
2-6. 進捗を記録して振り返る
勉強の進捗は記録し、その記録を定期的に振り返ることで勉強に対するモチベーションを保つことができます。
学習内容や勉強時間などを手帳やアプリなどで記録しておき、その進捗を確認できるようにしておけば、「これだけやれたんだ」と自信につながります。
小さいことでも、”自信(成功体験)”を繰り返し味わうことで、モチベーションもアップしますよ!
2-7. 自分へのご褒美を設定する
勉強を継続するために、自分へご褒美をあげることも有効です。
たとえば、1週間目標を達成できたら”好きなスイーツを食べる”、”映画を観る”などといったご褒美を用意しましょう。
こういった方法を取り入れることで、資格のための勉強を日常生活に無理なく取り入れたいですね。
苦痛を感じながら進めるのではなく、自然と勉強を続けられるように工夫していきましょう。
3. 資格勉強が続かない時のモチベーション維持
資格を取るためには、”それなりの期間”勉強しなくてはいけませんが、どうしてもモチベーションが下がってしまうこともあると思います。
そんなときのために、モチベーションを維持する方法を知っておきましょう。
まず、資格を取る目標を明確にしておき、それを視覚的に意識することが効果的です。
たとえば、資格を取得した後の自分の姿をイメージしたら、それを実現するために叶えたい目標を紙に書き出して毎日目にする場所に貼っておくといった方法があります。
確かに、目標がハッキリしていた方がやる気になるかも!
また、勉強の進捗を他者と共有することもモチベーションの維持につながります。”友人や家族に進捗を報告”したり、”SNSで進捗を公開”するなど、他者の目を意識することで勉強を続ける励みになります。
また”少しでも”勉強を進められたら、自分を褒めてあげることも大切です。「今日はこれだけできた」と自分を肯定することで、モチベーションを保ち続けることができます。
このように自分にあった方法でモチベーションを維持して、資格勉強が続かないという悩みを克服しましょう!
完璧を求めすぎないことが大切です!
完璧をもとめてしまうと負担が大きくなり、勉強を続けるのがしんどくなってしまいます。少しずつでも前進することを目標にしましょう。
自分なりのペースでいきましょう!
【まとめ】自分なりの”継続方法”を見つけよう!
本記事では、資格の取得を目指している社会人に向けて、勉強を続けるために効果的な7つの方法を紹介しました。
まずは続かない理由を探してみて、それにあった対策を打ちましょう!
”勉強を習慣にしてしまう”ことが大切です!
最近の通信講座は「便利なサポート機能」がついているものもあるので、こういった機能を使って「モチベーションを維持しながら」進めていくこともおすすめです。
資格取得後のビジョンを想像して、前向きにがんばりましょう!
取りたい資格があるんだけど、思うように勉強が進まなくて・・・