「きんざい」では2023年11月からCBT試験がスタートし、ぐっと受検しやすくなった”3級FP技能検定”(以下「FP3級」)。
しかし、FP3級を受検するにはどのくらい勉強してから挑めばよいのでしょうか・・・?
本記事では”FP3級の勉強を始めようという方”、”FP3級に興味を持っている方”にむけて、勉強時間の目安を紹介します。
この記事を書いている私は、まず「3級FP技能士」を取得。その4か月後に「2級FP技能士」に挑戦・合格しました。
CBT化により、基本的にいつでも受検できるようになりましたね。いつ受けるか決めて、計画的に勉強していきましょう!
CBT試験についてくわしく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
1. 勉強時間の目安
FP3級の勉強時間の目安は、80~150時間といわれています。
勉強を開始する時点で”お金に関する知識”をどのくらい持っているかは人それぞれことなるので、目安時間も「80~150時間」とバラツキがあります。
1日に5時間勉強する場合には約0.5~1か月(16~30日)と、1か月もあればクリアできる時間ですが、毎日5時間も”FPの勉強”ができる人はかぎられていると思います。
現実的なところでは、1日2時間くらいでしょうか? 1日2時間勉強すると、約1.5~2.5か月(40~75日)ですね。
”1日2時間”でも、”仕事”や”子育て”と両立して勉強するのは大変なのですが・・・ 資格取得のためなら、まだがんばれそうな時間ですよね。
1日あたり勉強時間 | 勉強期間の目安 |
---|---|
2時間 | 1.5~2.5か月(40~75日) |
3時間 | 1か月~2か月弱(27~50日) |
5時間 | 0.5~1か月(16~30日) |
2. 合格に向けてのスケジュール例
2-1. FP3級(CBT試験)
FP3級合格に向けて”1日2時間”勉強した場合、1.5~2.5か月が勉強期間の目安でした。
初心者の方が”いちから”勉強していく場合、2.5か月先に受検するイメージです。
紙の試験時には”5月・9月・1月”の年3回しか受検ができなかったので、勉強をスタートするタイミングによっては、いつ受検するか決めるのも悩ましいところでした。
しかし、2023年11月から「きんざい」でCBT試験がはじまり、2024年4月からは「日本FP協会」でもCBT試験を受けられるようになります!
CBT試験では”休止期間をのぞいて基本的に毎日受検ができる”という、受検者にとって嬉しいメリットがあります。
いつの試験をうけるか悩まなくてもよくなりますね。
受検日の選択肢がふえたこと。これは本当にうらやましいです。
ただし、いつでも受けられるからといって、ずるずる引き延ばさないように気をつけてくださいね!
CBT試験の申請期間
CBT試験では、”申請日の3日後以降”の予約ができます。(例:4月1日に申請の場合、4月4日以降の予約が可)
スキマ時間で短期合格!
2-2. FP2級以上がゴールの場合は?
FP3級はCBT試験がはじまり、休止期間以外はいつでも受検できるようになりました。
しかし、FP2級以上をゴールにしている方! FP2級はまだ紙の試験なので受検できるのは年3回だけです。
できるだけ早くFP2級まで取りたいと考えている方は特に、FP2級の試験日も頭に入れておくとよいですね。
「きんざい」のこのページが参考になりますよ!
FP3級とFP2級は受検にひつような知識の深さはちがえど”試験範囲”は同じなので、FP3級合格後には時間をおかずにFP2級を勉強・受検するのがおすすめです!
【まとめ】初心者は1日2時間、2.5か月頑張ろう!
FP3級の取得を目指す場合、初心者であれば1日2時間、2.5か月(150時間)頑張りましょう!
とはいえ、毎日のこととなると”2時間”というのもなかなか大変です。
そんなときには通信講座を利用して効率的に学び、勉強時間を短縮するのもおすすめです!
通信講座であれば学習の進捗管理をしてくれたり、スマホ対応でスキマ時間を上手に使えたりと、独学にはないメリットがたくさんあります。
FP3級がゴールであれば”3級に特化したコース”、今後さらに上を目指したいのであれば、”3級・2級がセットになったコース”がいいですね。
「FP3級合格コース」は【4,950円】!
FP3級は入門的な位置づけの資格です。サクッととって、そこで得た知識を自分の生活にいかしていきたいですね!
”FP技能検定”を実施している2つの団体
✔ NPO法人 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会(以下「日本FP協会」)
✔ 一般社団法人 金融財政事情研究会(以下「きんざい」)