
FP資格って、実はいくつか種類があるんですよ。
おおきく分けると「国家資格(FP技能士)」と「民間資格(AFP・CFP®)」の2つ。
初心者さんは、まず国家資格のFP3級から始めるのが王道です!
この記事では、「FP資格の種類」や「初心者さんにFP3級をオススメする理由」などを、分かりやすく解説します。
これからFP資格を目指す方にとって、最初の一歩を踏み出す参考になればうれしいです。
目次
FP資格の種類は大きく分けて2つ
FP資格と呼ばれるものには、大きく分けて次の2種類があります。
- 国家資格:FP技能士(3級・2級・1級)(以下「FP〇級」)
- 民間資格:AFP・CFP®(「日本FP協会」が認定)
1) 国家資格:FP技能士
- 国が認定する資格
- 「3級→2級→1級」とステップアップできる
- 信頼性が高く、就職や転職に有利
2) 民間資格:AFP・CFP®
- 「日本FP協会」が認定する資格
- AFPは「FP2級+AFP認定研修」で登録できる
- CFP®は「国際ライセンス」で、FP1級相当の専門知識が必要
国家資格を受けられる2つの団体

FP技能検定は、「日本FP協会」と「きんざい」の2つの団体が試験を実施しています。
それぞれの団体のざっくりとしたイメージは、こんな感じです。
- 「日本FP協会」→個人のライフプラン寄り。AFP・CFP®の認定団体でもある。
- 「きんざい」→金融業界寄り。銀行や証券会社の人がよく受ける。
どちらで受けても取得できる資格は同じもの。
だけど、”実技試験の科目”や”合格率”に違いがあります。
👉くわしくは、こちらの記事でチェックしてください。
それぞれの難易度は?
国家資格のFP技能士は、3~1級まであります。
それぞれの合格率と勉強時間の目安は次の通り。
合格率 | 勉強時間の目安 | 特徴 | |
---|---|---|---|
FP3級 | 約80% | 80~150時間 | 初心者向け 生活に役立つ基礎知識 |
FP2級 | 約50% | 150~300時間 | 3級+法人知識 より深い知識 |
FP1級 | 約10~15% | 450~600時間 | 難関資格 学科試験が最大の壁 |
初心者さんはFP3級からスタートがおすすめ

次の理由で、初心者さんはFP3級から始めるのがおすすめです!
初心者さんにFP3級をおすすめする理由
- FP3級の受検資格は「FP業務に従事している者または従事しようとしている者」
→実質、誰でも受けることができる! - FP3級は入門的な位置づけの資格。
→内容は「お金に関する基礎知識」だから、初心者さんでも始めやすい。 - FP3級に合格すれば、FP2級の受検資格にもなる。
→FP2級まで取りたくなっても、スムーズに受検できる。
【まとめ】まずはFP3級からスタート!

この記事の内容
- FP資格には「国家資格」と「民間資格」がある
- 初心者はまずFP3級を取るのがおすすめ
- 仕事で活かしたいなら、FP2級以上、AFP、CFP®を目指そう
お金に関する法律や制度はどんどん変わっていきます。
FP3級で基礎知識を身につけた後は、経済ニュースやお金に関する情報を定期的にチェックして知識をアップデートすることが大切です!

資格取得は長い道のりに感じるかもしれませんが、まずは、小さな一歩から始めることが大切です。
目標とする資格が決まったら、まずは一歩踏み出してみましょう。
📌FP3級については、次の記事を参考にしてくださいね。
FP資格を取りたいんだけど、どんな種類があるのかな?